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素人園芸解説 -私はこう育てる-

ステルンベルギア

イメージ

原産地

地中海沿岸・南西アジア・ヨーロッパ南東部

ヒガンバナ科

高さ

10~30cm

花期

9~11月

形態

夏植え球根

休眠期の管理

鉢のまま乾かすか、掘り上げて乾いた土に埋める

別名等

ステルンベルギア・ルテア(学名)/キバナタマスダレ/キバナノタマスダレ


ルテア変種グラエカ(シクラ変種グラエカの異名)

日照

9月上旬~5月中旬の生育期は、戸外の直射日光下。
休眠期は、日光に当てなくてよい。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える。休眠期は、断水する。

肥料

秋の元肥の他、3月に、固形肥料の置き肥。

植え替え

8月上旬~9月上旬(なるべく早く行う)、5号鉢に3~5球。

【補足】深さ3cm、地植えは深さ5~10cmで8~12cm間隔。鉢植えは2~3年、地植えは4~5年に一度植え替える。

整姿

特に無し。

繁殖

【分球】植え付け時。

【タネまき】採ってすぐにまく。

耐暑性

強い。

耐寒性

強いが、寒地では室内が無難。

解説

  1. よく見かけるのは、秋咲きの原種ルテアである。秋に気温が下がり始めると、まもなく葉を伸ばし、鮮やかな黄金色の花を咲かせる。
  2. 他に、冬咲き種のクルシアナや、春咲き種のカンディダなどもあるが、市販されていない。ルテア以外の種類は、全くといっていいほど見かけない。

注意点・病害虫

  1. 夏植え球根なので、植え付けが遅れると開花しない。ただ、大きな球根を適期に植えても、開花しないまま終わることも多い。
  2. 毎年掘り上げないほうが生育はよい。地植えの場合は、一度植え付けたら、混み合ってくるまで放任する。

(※データ:大阪市基準)