アベリア

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北半球の温帯

スイカズラ科

0.5～1.5m

5～10月

半常緑～落葉低木

アベリア・グランディフローラ(学名)/ハナツクバネウツギ/花衝羽根空木/ハナゾノツクバネウツギ/花園衝羽根空木

(※その他の種類の和名・異名はページの一番下にまとめた)

西日を避けた戸外の直射日光下。

【補足】耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。

土の表面が乾けば与える。

【補足】乾燥に強いが、根が浅いので、極端な水切れは良くない。

3月、6月、9月に、固形肥料の置き肥。

2月下旬～6月下旬か、9月上旬～11月上旬。

【剪定】2～7月、11～12月。

萌芽力が強いため、伸びすぎれば適宜刈り込める。枝が混み合ってきたら細く弱い枝を間引く。(花を楽しみたければ、ある程度は放任した方がよい。)
大株を思い切って小さくしたければ、2～3月頃に長い太枝を切除し、細い枝を残す。園芸品種は生長が遅く、あまり強剪定の必要がない。

【挿し木】3月上旬～4月中旬、6月中旬～10月下旬。

とても強い。

わりと強い(-8～-15℃)が、極寒地では室内へ。

園芸上は、単に「アベリア」というと、グランディフローラという種類を指す。グランディフローラとは、中国原産のシネンシスと、ユニフローラの交雑種から改良された、園芸品種群の名前である。刈り込みで樹形を作りやすく、排気ガスに強いため、植え込みや生垣によく使われる。
主な品種に、淡紅花種の「エドワード・ゴーチャー」、斑入り品種の「コンフェッティ」「サンライズ」「フランシス・メイソン」などがある。いずれも丈夫で栽培容易。原種に比べると若干生長が遅く、樹形が乱れにくい。
いずれも、地際から細い枝をたくさん伸ばして株立ち状となり、初夏～秋まで、絶え間なく花を咲かせ続ける。
花色は、白～紅色などがある。白花を咲かせる種類は、直射日光を避け、柔らかな日差しの元で咲かせると、やや紅色を帯びた花になる。
この仲間は、日本の東北南部以南にも、多くの原種が自生している。

(※データ：大阪市基準)