いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ナンキンハゼ

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原産地

中国中部~南部

トウダイグサ科

高さ

5~15m

花期

6~7月

【紅葉】10~11月

形態

落葉高木

別名等

トリアディカ・セビフェラ(学名)/サピウム・セビフェルム(異名)/南京櫨/南京黄櫨/トウハゼ/カンテラギ/チャイニーズタローツリー/フロリダアスペン/チキンツリー/グレーポップコーンツリー/キャンドルベリーツリー

日照

戸外の直射日光下。

【補足】少し耐陰性があるが、美しく紅葉しないので、日光に当てる。

水やり

土の表面が乾けば与える。

肥料

1月と、4月に、固形肥料の置き肥。

植え替え

12~3月(厳寒期は避けたほうがよい)。

整姿

【剪定】植え替えと同時期。

乱れた樹形を整える程度で、あまり必要ない。

繁殖

【根伏せ】3月。

【タネまき】10月(採ってすぐにまく)。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

強いが、極寒地では室内へ。

解説

  1. 紅葉が美しく、公園樹や街路樹としてよく植えられる。庭木のほか、タネから育てた幼木を、ミニ盆栽として観賞することがある。鉢植えも可能。
  2. 雌雄異花。初夏に咲く黄緑色の花穂は、主に雄花である。雌花は、その基部に数輪咲いている。花には芳香がある。

注意点・病害虫

  1. 樹液やタネの油は有毒で、触れるとかぶれることがある。

余談

  1. 「ナンキンハゼ」という名は、「中国のハゼノキ」を意味する。ハゼノキは、ウルシの仲間で、果皮や果肉からロウが採れる木である。このナンキンハゼも、タネからロウが採取できるため、この名が付いた。

(※データ:大阪市基準)