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素人園芸解説 -私はこう育てる-

センリョウ

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原産地

日本(東海以西)・中国・台湾・朝鮮半島南部・インド・マレーシア

センリョウ科

高さ

0.5~1m

花期

6~7月

【結実】11~2月

形態

常緑小低木~低木

別名等

サルカンドラ・グラブラ(学名)/クロランサス・グラベル(異名)/千両/クササンゴ


グラブラ変種フラバ/クロランサス・グラベル品種フラブス(いずれも異名)/キミノセンリョウ/黄実千両(いずれもグラブラ品種フラバ)

日照

戸外で10~30%遮光(7月上旬~9月上旬は50~70%遮光)。

【補足】耐陰性が強く、かなりの日陰でも耐える。

水やり

土の表面が乾けば与える(水切れは厳禁)。

【補足】開花期に雨に当てると、結実率が悪くなる。

肥料

3月、6月、9月に、固形肥料の置き肥。

植え替え

2月中旬~4月中旬、5月中旬~6月下旬、9月中旬~10月中旬のいずれか(春が最適期)。

【補足】根を切られるのをとても嫌う。地植え株の移植は難しい。

整姿

【剪定】12~3月(厳寒期は避けたほうがよい)。

枯れ枝や貧弱な枝を切る程度。大株をすっきりさせたい場合は、結実した枝だけを根元から切り、新しい枝に更新する。(その年に実を付けた枝には、翌年開花結実しない性質があるため。)
枝の途中で切っても芽吹きにくいので、不要枝は根元から切る。

繁殖

【挿し木】6~7月か、9月。

【タネまき】採ってすぐにまくか、乾かないよう保存して2~3月にまく(発芽まで2~4ヵ月かかる)。

【株分け】2月中旬~4月中旬(あまり一般的でない)。

耐暑性

とても強いが、強光と乾燥に注意。

耐寒性

やや弱く、暖地以外では室内へ。

解説

  1. 正月が近づくと必ず目にする縁起物の一種。おなじみの赤実種のほか、黄実種も出回る。斑入り葉の品種もある。
  2. タネまきや挿し木で簡単に殖やせるので、正月用の切り枝からタネを採ってまいたり、挿し木に使うのもよい。厳寒期の挿し木は、暖かい室内に置けば発根しやすい。

注意点・病害虫

  1. 強い日光を嫌がる木なので、間違っても、真夏に直射日光や西日が当たる場所に植えない。直射日光が当たると、葉全体が黄色くなって黒い斑点が多数でき、非常に見苦しくなる。
  2. タネまきは、果実の中からタネを取り出し、すぐにまくのが原則。発芽までかなりの時間がかかるので、その間、乾かさないよう注意する。なお、タネまき床は、凍らない程度の寒い場所に置き、高温にあわせない。
  3. せっかくできた果実が黒褐色になって腐るのは、実腐病の被害である。放置すると、果実だけでなく、茎や葉まで枯らすので、ダコニール1000やトッブジンMなどを散布して予防する。

(※データ:大阪市基準)