トベラ
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原産地
日本(宮城以南)~台湾・中国南部・朝鮮半島南部
科
トベラ科
高さ
2~3m
花期
4~6月
【結実】11~12月
形態
常緑低木~小高木
別名等
ピットスポルム・トビラカ(学名)/トビラノキ/扉/海桐花
コヤスノキ/子安木/ヒメシキミ/姫樒(いずれもイリシオイデス)
日照
戸外の直射日光下。
【補足】耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。
水やり
土の表面が乾けば与える。
肥料
3月と、9月に、固形肥料の置き肥。
植え替え
3月上旬~4月中旬か、9月(春に行うとよい)。
整姿
【剪定】3月か、6~7月。
枝先にしか葉が無いため、枝の途中で切ると不格好になる。不要な枝は基部から切除する。
繁殖
【挿し木】3月、6月上旬~7月上旬、9月のいずれか。
【タネまき】採ってすぐにまくか、乾かないよう保存して3月にまく。
耐暑性
とても強いが、強光に注意。
耐寒性
強い(-15℃)。解説
- 枝や根の皮、タネなどに、独特な異臭がある。暖地の海岸に多く自生するらしい。 雌雄異株。
- 枝先に固まって咲く5弁の花は、咲いた直後は白く、次第にクリーム色に変化する。クチナシを青臭くしたような、やや鼻をつく匂いがある。
- 果実は晩秋に熟し、裂開して、真っ赤なタネを出す。鳥が好んで食べる。
余談
- かつて、節分の時期、異臭で鬼を追い払うべく、この植物の枝を門扉に飾る風習があったらしい。そこから訛って「トベラ」の名がついたという。
(※データ:大阪市基準)