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素人園芸解説 -私はこう育てる-

ヤブサンザシ

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原産地

日本(本州中部~九州)・中国・朝鮮半島

スグリ科(またはユキノシタ科)

高さ

1~1.5m

花期

4~5月

【結実】9~11月

形態

落葉低木

別名等

リベス・ファシクラツム(学名)/藪山査子/ミサンザシ/実山査子/キヒヨドリジョウゴ

日照

西日を避けた戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光したほうがよい)。

【補足】耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。

水やり

土の表面が乾けば与える(水切れは厳禁)。

肥料

2月、花後すぐ、10月に、固形肥料の置き肥。

植え替え

12月上旬~3月上旬(厳寒期は避けたほうがよい)。

整姿

【剪定】不要な枝を間引く程度で、あまり必要ない。

冬剪定…植え替えと同時期。
枝先を切り過ぎると、花数が減る。実を付けさせる枝は、4~5年経ったら根元から切り、新しい枝に交替させる。

夏剪定…7月。
伸びすぎた新梢の先端を切り詰める程度。

繁殖

【挿し木・取り木】2~3月、6~9月。

【接ぎ木】3月。

【タネまき】採ってすぐにまく。

【株分け】植え替えと同時期。

耐暑性

とても強いが、強光に注意。

耐寒性

強い。

解説

  1. 果樹として知られるスグリやフサスグリと同属の植物で、姿がよく似ている。トゲは無い。
  2. 雌雄異株である。雌株は、秋に、美しい赤い果実を付ける。雄株がなければ結実しないので、両方用意する。

余談

  1. スグリ類とは違い、果実は食用にならないが、生け花や盆栽などに使われることがある。

(※データ:大阪市基準)