バイカカラマツ
イメージ
原産地
北アメリカ中西部
科
キンポウゲ科
高さ
10~20cm
花期
3~5月
形態
宿根草
別名等
アネモネラ・タリクトロイデス(学名)/アネモネ・タリクトロイデス(異名)/梅花唐松/バイカカラマツソウ/梅花唐松草/ルーアネモネ
日照
戸外の直射日光下(花後すぐ~地上部が枯れるまでは50%遮光)。
休眠期は、日光に当てなくてよい。
【補足】少し耐陰性があるが、なるべく明るい場所で栽培する。
水やり
土の表面が乾けば与える。
【補足】過湿に弱いため、雨に当てないほうがよい。
肥料
花後すぐ~7月上旬と、9月下旬~10月下旬に、7~10日に一度の液肥、または固形肥料の置き肥。
【補足】カリ(K)分を多めに施すとよい。
植え替え
3月中旬~4月上旬か、7月上旬~11月上旬(初秋が最適期)。
【補足】1~2年に一度行う。
整姿
特に無し。
繁殖
【株分け・根伏せ】植え替えと同時期(根伏せは、充実した太い塊根を取り外して植え付ける)。
【タネまき】採ってすぐにまくか、保存して2~3月にまく(発芽は翌春)。
耐暑性
わりと強いが、地上部が無いので存在を忘れない。
耐寒性
強い(-25℃)が、防寒する。
解説
- 一属一種の植物。いかにも日本の山野草らしい風情があるが、北アメリカ原産である。花がウメに、葉がカラマツソウに似るため、この名があるという。
- 株によって、花色や花型にさまざまな変異がある。花色は、白~桃~淡紅、黄緑など。花型は、一重の標準花から、八重~千重咲きまで多彩。
- 暑くなると地上部が枯れて休眠に入り、翌春まで芽吹かない。夏の間に水やりを忘れると、根まで枯れるので注意。
注意点・病害虫
- 性質は丈夫だが、根の過湿を嫌う。通気性のよい山野草鉢に、山野草専用土で植えると管理しやすい。
- アブラムシとハダニに注意。
(※データ:大阪市基準)