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素人園芸解説 -私はこう育てる-

フキタンポポ

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原産地

地中海沿岸~北アフリカ・アルプス・ヨーロッパ一帯~アジア北西部・シベリア

キンポウゲ科

高さ

10~50cm

花期

1~5月

形態

宿根草

別名等

ツッシラゴ・ファルファラ(学名)/蕗蒲公英/カントウ/款冬/カントウカ/款冬花/コルツフット/コルツフート

日照

戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。

水やり

土の表面が乾けば与える。

肥料

花後すぐと、9~11月に、固形肥料の置き肥。

植え替え

花後すぐか、10月下旬~12月中旬。

【補足】なるべく毎年行う。

整姿

特に無し。

繁殖

【株分け】10月下旬~12月中旬。

【根伏せ】2~4月。

【タネまき】採ってすぐにまく(乾かすと発芽しない)。

耐暑性

やや弱い。

耐寒性

強いが、ひどく凍らせない。

解説

  1. 葉がフキに、花がタンポポに似るというのでこの名がある。早春に鮮やかな黄金色の花を咲かせることから、最近は、フクジュソウとともに早春の花ものとして出回るようになった。
  2. 開花後に、花茎がさらに伸び上がる性質がある。

注意点・病害虫

  1. 年末に買った鉢植えは、すぐに鉢から抜き、根鉢を崩さずに、水はけのよい土に植え替える。輪ゴムで数株をまとめてあれば、ゴムを切り除く。なお、根がほとんど無い、ひどい状態の株も売られているので注意。そのような株は、買ってもすぐに枯れる。
  2. 耐暑性が弱く、暖地では、夏に腐って枯れやすい。寒地では、こぼれダネでよく殖える。
  3. 嫌地をするので、同じ土に植えっ放しにしない。

余談

  1. ヨーロッパでは、大昔から、咳止めの薬として知られるらしい。

(※データ:大阪市基準)