いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ヒナソウ

イメージ

原産地

北アメリカ東部

アカネ科

高さ

1~18cm

花期

4~7月(秋にも不定期に咲くことがある)

形態

多年草

別名等

ホーストニア・カエルレア(学名)/雛草/トキワナズナ


ミカウクシー/ヘディオティス・ミカウクシー(いずれもセルフィリフォリアの異名)

日照

戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。

【補足】耐陰性があり、少しの日陰なら耐える。

水やり

土の表面が乾けば与える(湿った場所を好むので、水切れは厳禁)。

【補足】雨に当てると腐りやすい。

肥料

4~6月と、10月に、二週間に一度の液肥、または少量の固形肥料を置き肥(多肥にしない)。

植え替え

2月上旬~3月下旬、花後すぐ、9月下旬~11月上旬のいずれか。

【補足】1~2年に一度行う。

整姿

特に無し。

繁殖

【株分け】植え替えと同時期(春のほうがよい)。

【タネまき】9月下旬~10月下旬(採ってすぐにまく)。

耐暑性

わりと強いが、蒸れに注意。

耐寒性

強い。

解説

  1. とても小さな葉を密に茂らせ、白~淡紫色のかわいい花をたくさん咲かせる。
  2. 一般的に栽培されているのは、原種のカエルレアである。他に、カエルレアよりやや大型で、青花を咲かせるセルフィリフォリア(ミカウクシー)もある。

注意点・病害虫

  1. 山野草専用土に植え、水はけと風通しに気を配れば、わりと栽培容易。
  2. 細い茎がほふくし、土が見えなくなるほど広がる。浅鉢に植え込んで大株に育て、いっせいに開花させると、見事な鉢物が出来上がる。(その場合、開花後に植え替えないと腐りやすい。)
  3. 多年草とはいえ、開花後の夏越しで枯れやすい。

(※データ:大阪市基準)