いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

サンギナリア

イメージ

原産地

北アメリカ東部・カナダ

ケシ科

高さ

5~20cm

花期

3~4月

形態

宿根草

別名等

サンギナリア・カナデンシス(学名)/カナダゲシ/ブラッドルート

日照

10月上旬~6月中旬の生育期は、戸外で10~30%遮光(花後すぐ~葉が枯れるまでは50%遮光)。
休眠期は、涼しい日陰。

水やり

土の表面が乾けば与える。

肥料

花後すぐ~6月中旬に、7~10日に一度、1500~2000倍に薄めた液肥を施す、加えて、固形肥料の置き肥(比較的、肥料を好む)。

植え替え

3月上旬~4月上旬か、9月中旬~11月上旬(秋のほうがよい)。

【補足】1~2年に一度行う。

整姿

特に無し。

繁殖

【株分け】植え替えと同時期(あまり細かく分けない)。

【タネまき】採ってすぐにまく。

耐暑性

わりと強い。

耐寒性

とても強い(-20~-25℃)が、凍らせない。

解説

  1. 一属一種の植物。春、清楚な白い花を咲かせ、盛夏の頃に葉が枯れて休眠する。基本の一重咲き種のほか、八重咲き種の「プレナ」と、一重の淡桃色花を咲かせる「ロゼア」がある。
  2. 根茎が傷付くと、傷口から赤い汁液が出る。属名の「サンギナリア」は「血」を意味するらしい。

注意点・病害虫

  1. もともと林の下草として生活しており、強い日光は禁物。葉が一枚しかないため、一度傷めてしまうと、株に大きなダメージが出る。
  2. 根茎から出る赤い汁液は有毒である。

(※データ:大阪市基準)