いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ツルニンジン

イメージ

原産地

日本(沖縄除く)・東アジア

キキョウ科

高さ

1~2m(つる性)

花期

8~10月

形態

宿根草

別名等

コドノプシス・ランセオラタ(学名)/ジイソブ


バアソブ(ウスリエンシス)

日照

戸外で0~10%遮光(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。

水やり

土の表面が乾けば与える。

肥料

4~6月と、9~10月に、10~14日に一度の液肥、または固形肥料の置き肥。

植え替え

2月下旬~4月中旬か、10月下旬~11月中旬。

整姿

つる性なので、支柱を立てて誘引する。株元の温度が上がらないよう、マルチングするとよい。

繁殖

【タネまき】3月下旬~5月上旬か、9月中旬~10月中旬(冬の寒さに当たらないと発芽しにくい)。

耐暑性

やや弱い。

耐寒性

とても強い(-25℃)。

解説

  1. 別名の「ジイソブ」は、木曽の方言で「爺のそばかす」を意味する。花の斑点模様をそばかすに見立てたらしい。
  2. 本来は、つるが2mほどに伸びる多年草だが、鉢植えで育てると、あまりつるが伸びない。
  3. 近縁のバアソブは、「婆のそばかす」の意。草姿はツルニンジンに似ているが、ひと回り小さく、葉の裏側に毛が生えている。

余談

  1. 名前の通り、とても太い根を持つ。この根は薬用に用いられる。

(※データ:大阪市基準)