セラスチウム
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原産地
イタリアのシシリー島・南ヨーロッパ~西アジア
科
ナデシコ科
高さ
10~50cm
花期
4~7月
形態
多年草
別名等
セラスチウム・トメントスム(学名)/ナツユキソウ/夏雪草/シロミミナグサ/白耳菜草/スノーインサマー/セラスチューム
オランダミミナグサ(グロメラツム)
ミミナグサ/耳菜草(ホロステオイデス変種ホライサネンセ)
日照
戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。
【補足】少し耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。
水やり
土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。
肥料
3月、5月、9月に、少量の固形肥料を置き肥。
植え替え
3月上旬~4月上旬か、10月上旬~11月上旬。
整姿
蒸れを防ぐため、花後すぐ、1/3程度に刈り込む。
繁殖
【挿し芽】4月下旬~6月下旬か、9月下旬~10月中旬。
【株分け】植え替えと同時期。
【タネまき】3月中旬~5月下旬か、9月中旬~10月下旬。
耐暑性
わりと強い。
耐寒性
強い。
解説
- 日本に自生するミミナグサの仲間である。よく栽培されるのは、原種のトメントスム。葉は銀白色、花も純白で、英名の「スノーインサマー」はぴったりの名である。
- シルバーリーフ植物の中では、比較的耐暑性があり、暖地でも、夏越しの苦労は少なめ。
- 草丈が低く、茎がほふくするので、冷涼地ならグラウンドカバーに使える。日当たりのよい乾燥地が適する。
注意点・病害虫
- 多肥を避け、やせ地で育てると、葉色がよく冴える。
- 夏に蒸れて枯れやすいため、一年草扱いされることがある。同属のオランダミミナグサは、もともと一年草である。
- 秋のタネまきが遅れると、翌年開花しないことがある。確実に開花させるには、春~初夏にまく。
(※データ:大阪市基準)