いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

チェロネ

イメージ

原産地

北アメリカのノースカロライナ州・サウスカロライナ州・テネシー州

オオバコ科(またはゴマノハグサ科)

高さ

50~120cm

花期

6~10月

形態

宿根草

別名等

ケロネ・リオニー(学名)/リオン/チェロン/ジャコウソウモドキ


タートルヘッド/ピンクタートルヘッド(いずれもオブリクア)

日照

西日を避けた戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。

【補足】耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。

水やり

土の表面が乾けば与える(水切れは厳禁)。

肥料

3月、6月、10月に、固形肥料の置き肥。

植え替え

2月下旬~3月下旬か、9月下旬~10月下旬(春のほうがよい)。

【補足】鉢植えは1~2年、地植えは4~5年に一度行う。

整姿

5~6月頃に軽く切り戻し、草丈を抑える。地温の上昇と乾燥を防ぐため、夏は株元をマルチングする。

繁殖

【挿し芽】5~6月か、9月(水挿しも可能)。

【株分け】植え替えと同時期。

【タネまき】3月下旬~5月上旬か、9月中旬~10月下旬。

耐暑性

わりと強いが、強光と乾燥に注意。

耐寒性

強い。

解説

  1. まっすぐに伸びた茎の先端に、キンギョソウに似た大きめの花を穂状に付ける。紅色の花が一般的だが、桃花種や白花種もある。
  2. 一般的なのは、草丈が高いリオニーという種類。「スピードリオン」と呼ばれる早生品種が、鉢植えや切り花としてよく出回る。

注意点・病害虫

  1. よく肥えた、湿り気のある土を好む。連作は嫌う。
  2. バッタにかじられやすい。

(※データ:大阪市基準)