いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

キショウブ

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原産地

ヨーロッパ~アジア中部・北アフリカ・コーカサス

アヤメ科

高さ

60~100cm

花期

5~6月

形態

多年草

別名等

イリス・プセウドアコルス(学名)/黄菖蒲/イエローアイリス/イエローフラッグ/ウォーターフラッグ/イエローフラッグアイリス

日照

戸外の直射日光下。

【補足】耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。

水やり

土の表面が乾けば与える(湿地性食物なので、水切れは厳禁)。

【補足】本来は湿った場所を好むが、乾燥にも耐える。

肥料

3月、花後すぐ、10月に、少量の固形肥料を置き肥。

植え替え

花後すぐか、9月中旬~10月上旬(花後すぐが最適期)。

【補足】鉢植えは1~2年、地植えは3年に一度行う。

整姿

繁殖力が旺盛なので、適宜間引く。

繁殖

【株分け】植え替えと同時期。

【タネまき】採ってすぐにまく。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

とても強い(-30℃)。

解説

  1. 帰化植物の一つで、水辺や湿地など、至る所に野生化している。繁殖力が強く、水辺などで、しばしば大きな群落を作る。
  2. 名前の通り、鮮やかな黄色の花を咲かせる。他に、白花種(クリーム色っぽい)や、八重咲き種、斑入り葉の品種などもある。
  3. ハナショウブに近縁で、両者の交配種も作られている。最近よく見るハナショウブの黄花品種(「愛知の輝」など)は、キショウブの血を引いている。

注意点・病害虫

  1. 本来は、日なたを好む湿地性植物だが、日なた~半日陰まで適応し、湿った場所でも、やや乾燥する場所でも育つ。ただ、あまり乾きすぎる場所では花が咲かない。

(※データ:大阪市基準)