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素人園芸解説 -私はこう育てる-

ムラサキツユクサ

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原産地

北アメリカ

ツユクサ科

高さ

30~100cm(種類による)

花期

5~9月

形態

多年草

別名等

トラデスカンティア(属名)/紫露草/コモンスパイダーウォート


トラデスカンティア・アンダーソニアナ(交配種の学名)
レフレクサ(異名)/ムラサキツユクサ(いずれもオハイエンシス)
オオムラサキツユクサ(バージニアナ)

日照

戸外の直射日光下(7月中旬~9月上旬は50%遮光したほうがよい)。

【補足】少し耐陰性があるが、なるべく日光に当てる。

水やり

土の表面が乾けば与える(水切れは厳禁)。

肥料

3月と、9月に、固形肥料の置き肥。

植え替え

3月上旬~4月上旬か、9月下旬~10月下旬。

整姿

特に無し。

繁殖

【株分け】植え替えと同時期。

【タネまき】3月上旬~4月下旬か、9月下旬~10月下旬。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

とても強い。

解説

  1. 昔から植栽されてきたのは、ムラサキツユクサと、一回り大型のオオムラサキツユクサの二種類である。最近は両者の交配種が一般的になっている。
  2. 花色は、青紫のほか、桃、白などがある。八重咲き種や、葉に斑が入る品種、葉がライム色の品種なども出回る。
  3. 花は一日でしおれるが、次々に開花するため、花期は意外に長い。

注意点・病害虫

  1. 原種は雑草並みに丈夫だが、改良の進んだ交配種は、やや性質が弱く、植えっ放しにすると消える。
  2. こぼれダネでも殖える。

(※データ:大阪市基準)