いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ハナトラノオ

イメージ

原産地

北アメリカ中部~メキシコ東北部

シソ科

高さ

40~120cm

花期

7~10月

形態

多年草

別名等

フィソステギア・バージニアナ(学名)/花虎の尾/カクトラ/カクトラノオ

日照

戸外の直射日光下(酷暑期は西日を避ける)。

【補足】耐陰性があり、多少の日陰なら耐える。

水やり

土の表面が乾けば与える(湿った場所を好むので、水切れは厳禁)。

肥料

3月と、9月に、固形肥料の置き肥。

【補足】地植えなら、特に施さなくても支障はない。

植え替え

3月下旬~4月下旬か、10月上旬~11月中旬。

【補足】2~3年に一度行う。

整姿

地下茎で勝手に広がるので、適宜間引く。草丈が高いので、倒れるようなら支柱を立てる。

繁殖

【挿し芽】4月下旬~7月上旬か、9月。

【株分け】植え替えと同時期。

耐暑性

強い。

耐寒性

とても強い。

解説

  1. 淡紅色の花が基本だが、白花種や、濃紅色の花を咲かせる品種もある。また、葉に斑が入る品種もある。
  2. 丈夫なので、地植えなら肥料がなくてもよく育つ。生長はきわめて速い。

注意点・病害虫

  1. 地植えすると勝手に広がり、群落を作る。常に監視し、間引きを怠らないようにする。
  2. 秋にロゼット状の小葉を出し、その状態で越冬する。寒冷地では地上部が全て枯れてしまうが、寒さには強く、特に防寒の必要はない。
  3. 根にワタムシが付きやすいので注意。

余談

  1. 切り花にもできる。

(※データ:大阪市基準)