シャスターデージー/フランスギク
イメージ
原産地
ヨーロッパ~シベリア・中央アジア
科
キク科
高さ
40~80cm
花期
【シャスターデージー】6~9月
【フランスギク】4~8月
形態
多年草
別名等
【シャスターデージー】レウカンセムム・スペルブム(学名)/クリサンセマム・バーバンキー/クリサンセマム・マキシムム(いずれも異名)/デージー/シャスタデージー
【フランスギク】レウカンセムム・ブルガレ(学名)/クリサンセマム・レウカンセムム(異名)/ノコギリギク/オックスアイデージー
日照
戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は30~50%遮光したほうがよい)。
【補足】フランスギクは少し耐陰性があるが、なるべく日光に当てる。
水やり
土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)。
肥料
3月、5月、10月に、固形肥料の置き肥。
植え替え
3月下旬~5月下旬か、9月下旬~11月上旬。
【補足】1~2年に一度行う。
整姿
花が終わったら、花茎を切り戻しておく。
繁殖
【挿し芽】5月上旬~7月上旬か、9月中旬~10月中旬。
【株分け】植え替えと同時期。
【タネまき】3月中旬~5月下旬か、9月中旬~10月下旬。
耐暑性
わりと強いが、蒸れると枯れる。
耐寒性
とても強い(-30℃)。
解説
- シャスターデージーは、アメリカの有名な育種家、ルーサー・バーバンクが、フランスギクやハマギクを交配して作出したものらしい。カリフォルニアのシャスタ峰の雪にちなみ、この名が与えられたという。
- フランスギクは、シャスターデージーの交配親だけに草姿がそっくりだが、やや小型で、全体的に繊細な印象がある。少し暑さを嫌い、北海道に多く帰化している。
- いずれも花色は白しかない。シャスターデージーには、一重咲きのほか、八重咲きや丁字咲きの品種もある。両種とも性質は丈夫。
注意点・病害虫
- いずれも酸性土を嫌うので、土に石灰を施してから植える。
- タネの寿命が約一年と短いため、古いタネを買わない。
- アブラムシやヨトウムシに注意。
余談
- 茎が頑丈なので、切り花にも最適。
(※データ:大阪市基準)