コチレドン
イメージ
原産地
南アフリカ・熱帯アフリカ・エチオピア~アラビア半島南部
科
ベンケイソウ科
高さ
10~30cm
花期
1~7月
形態
多年草
生育型
春秋型
別名等
(※各種の和名・異名はページの一番下にまとめた)
日照
3月中旬~6月下旬と、9月下旬~11月下旬の生育期は、戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。
水やり
生育期は、土の表面が乾いて2~3日後に与える(多肉植物なので、乾き気味に管理)。夏越し中と越冬中は、月に一~二度とする。
【補足】葉に白粉や産毛を持つ種類は、水をかけたり雨に当てたりしない。
肥料
3~5月に、少量の固形肥料を置き肥。
植え替え
3月下旬~4月下旬か、9月上旬~10月中旬(秋のほうがよい)。
【補足】2~3年に一度行う。植え替え後、数日経ってから水やりを再開する。
整姿
特に無し。
繁殖
【挿し芽】4月上旬~5月下旬か、9月中旬~10月中旬。(発根まで時間がかかるので、その間、過湿にしない。)
耐暑性
やや弱い。
耐寒性
最低3℃を保つ。
解説
- 種類が多く、葉に白い粉を吹くもの、産毛で覆われるもの、葉の縁にフリルが入るものなどがある。葉に白や黄色の斑が入る品種もある。
- 主な種類に、「旭波錦」「旭波の光」「銀波錦」「熊童子」「子猫の爪」「鐘華」「ティンカーベル」「白美人」「福だるま」「福娘」「紅覆輪」「嫁入り娘」などがある。葉に微毛が生えている種類は耐暑性が弱い。
- もっぱら葉を楽しむ植物だが、花も美しい。花は黄橙~赤橙色のベル型で、うつむき加減に咲く。
注意点・病害虫
- 極端な高温と低温の両方を嫌い、特に、夏に高温多湿に弱い。寒さには比較的強い。
- ヨトウムシ類の食害を受けることがある。
各種の和名・異名
- 輪廻(オルビクラタ)
- 福娘(オルビクラタ変種オーフィラ)
- ウンドゥラタ(異名)/銀波錦(いずれもオルビクラタ変種オブロンガ)
- 旭波の光(オルビクラタ変種オブロンガ品種バリエガタ)
- 熊童子(トメントサ亜種ラディスミシエンシス)
- 熊童子錦(トメントサ亜種ラディスミシエンシス品種バリエガタ)
- 紅覆輪(マクランサ)
- 子猫の爪(ラディスミシエンシス)
(※データ:大阪市基準)