イースターカクタス
イメージ
原産地
ブラジル東部~南東部
科
サボテン科
高さ
15~30cm
花期
3~5月
形態
多年草(着生植物)
生育型
夏型または春秋型
別名等
リプサリドプシス・ガエルトネリ(学名)/ハティオラ・ガエルトネリ(異名)/ゲ氏孔雀/ホシクジャク/星孔雀
日照
4月上旬~11月上旬の生育期は、西日を避けた戸外の直射日光下(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。
水やり
生育期は、土の表面が乾いて1~2日後に与える(多肉植物なので、乾き気味に管理)。夏越し中は、週に一度とし、越冬中は、月に一度とする。
【補足】真夏は特に乾き気味にしないと、根元から腐る。
肥料
花後すぐ~6月下旬と、9月下旬~10月中旬に、固形肥料の置き肥、または10~14日に一度の液肥。
【補足】秋の施肥は、窒素(N)を含まないものを用いる。
植え替え
3月、花後すぐ、9月中旬~10月中旬のいずれか(花後すぐがよい)。
【補足】植え替え後、数日経ってから水やりを再開する。
整姿
花後すぐ、余分な茎節を摘み取り、株姿を整える。
繁殖
【挿し芽】4月下旬~6月下旬か、9月中旬~10月上旬(挿し穂は1~2日置き、傷口が乾いてから、上下を間違えないように挿す)。
耐暑性
弱い。
耐寒性
最低5℃を保つ。
【補足】高温にあわせない。
解説
- 春の復活祭(イースター)の頃に開花するため、この名がある。姿はシャコバサボテンに似るが、こちらは茎節の縁に毛状のトゲがあり、花の形も全く違う。性質は、むしろクジャクサボテンに似る。
- 「星孔雀」という別名は、本来、朱赤色の花を咲かせる品種だけを指す名前らしい。
注意点・病害虫
- クジャクサボテンと同様、冬に、3~5℃程度の低温にあわないと、花芽がつくられない。過保護は禁物。
- 夏の高温多湿に弱く、生育が止まる。夏越し中は水やりを控え、涼しい日陰で休ませておく。
- 着生サボテンなので、用土の通気性や水はけに注意する。シャコバサボテン用土を使うと楽。
(※データ:大阪市基準)