グラプトペタルム
イメージ
原産地
アメリカのアリゾナ州~メキシコ
科
ベンケイソウ科
高さ
5~20cm
花期
4~5月・9月
形態
多年草
生育型
夏型
別名等
グラプトペタラム
朧月/初霜(いずれもパラグアイエンセ)
ブロンズ姫(パラグアイエンセ「ブロンズ」)
菊日和(フィリフェルム)
タキトゥス・ベルス(異名)/キングスター(いずれもベルム)
日照
3月下旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。
水やり
生育期は、土の表面が乾いて2~3日後に与える(多肉植物なので、乾き気味に管理)。休眠期は、月に一度とする。
【補足】葉に白い粉を吹く種類は、水をかけたり雨に当てたりしない。
肥料
4~6月に、固形肥料の置き肥、または7~10日に一度の液肥。
植え替え
3月下旬~5月下旬か、9月上旬~10月中旬。
【補足】植え替え後、数日経ってから水やりを再開する。
整姿
枯れた下葉はまめに取る。
繁殖
【株分け】植え替えと同時期(春のほうがよい)。
【挿し芽・葉挿し】4月上旬~6月上旬か、9月上旬~10月中旬(挿し穂は2~3日置き、切り口が乾いてから挿す)。
耐暑性
とても強い。
耐寒性
最低0℃を保つ。
【補足】高温にあわせない。
解説
- 葉に白い粉を吹いた「朧月」が代表種で、古くから見かける。暖地では一年中戸外で栽培できる。
- この仲間は、株が古くなるにつれて茎が長く伸び、ほふくする。古株は大きな懸崖状になり、見事である。
- その他の仲間には、「菊日和」「秋麗」「デビー」「ブロンズ姫」などがある。
- 近縁種として、タキトゥス(タキタス)・ベルスという一属一種の植物がある。現在はグラプトペタルム属に移され、グラプトペタルム・ベルムとなっている模様。
注意点・病害虫
- 根につくワタムシに注意。
余談
- エケベリアとの属間交配で生まれた人工属「グラプトベリア」も、同様に丈夫で育てやすい。上記のグラプトペタルム・ベルムとエケベリア・ハルムシーの交雑種、「キング・スター」が代表種である。
(※データ:大阪市基準)