いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

リビングストンデージー

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原産地

南アフリカのケープ地方

ハマミズナ科(またはツルナ科)

高さ

5~15cm

花期

4~6月

形態

一年草

生育型

冬型または春秋型

別名等

ドロセアンツス・ベリディフォルミス(学名)/メセンブリアンセムム・クリニフロルム(異名)/ベニハリ/紅波璃/アイスプランツ

日照

10月上旬~6月上旬の生育期は、戸外の直射日光下(越冬中は霜除けする)。

【補足】日光が当たらないと花が開かない。

水やり

生育期は、土の表面が乾いて1~2日後に与える(多肉植物なので、乾き気味に管理)。

肥料

秋の元肥の他、3~4月に、二週間に一度の液肥、または少量の固形肥料を置き肥(多肥にする必要はない)。

植え替え

【苗の植え付け】3月中旬~4月上旬か、10月上旬~11月上旬。

整姿

特に無し。

繁殖

【タネまき】3月中旬~4月中旬か、9月下旬~11月上旬(秋のほうがよい)。

耐暑性

とても弱い。

耐寒性

最低3℃を保つ。

解説

  1. 「花ものメセン」の一種である。多年草の多いメセン類としては珍しく、この植物は秋まきの一年草として扱う。原産地では、タネの状態になることで過酷な乾燥期を耐えているらしい。
  2. マツバギクに似た大きな花は、花弁に金属光沢があり、とても美しい。花色も豊富。
  3. 茎葉に、ざらめのような、小さな透明の結晶体がたくさん付いており、光が当たるとキラキラ光る。
  4. 茎がほふくするため、吊り鉢にたくさん植え込むのも、よい楽しみ方である。いっせいに花が開くと、大変見応えがある。群植することで、この花の真価が発揮される。

注意点・病害虫

  1. 日光を好み、日陰では花が開かない。なお、気温が低いときも花が開かない。
  2. もともと荒れた乾燥地の植物なので、過保護にする必要はない。ただ、寒さに弱いため、霜除けだけは怠らない。

(※データ:大阪市基準)