いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ポーチュラカリア

イメージ

原産地

南アフリカ

スベリヒユ科

高さ

20~200cm

花期

5~6月

形態

常緑半低木

生育型

夏型

別名等

ポーチュラカリア・アフラ(学名)/ポーツラカリア/ポルツラカリア/レディーアフラ/エレファントブッシュ


銀杏木縞斑/我楽の華/雅楽の華(いずれもアフラ「バリエガタ」)

日照

4月中旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下。
越冬中は、室内の日当たり。

水やり

生育期は、土の表面が乾いて2~3日後に与える(多肉植物なので、乾き気味に管理)。
越冬中は、ごく控えめに。

肥料

4~6月に、二週間に一度の液肥、または少量の固形肥料を置き肥(多肥は避ける)。

植え替え

4月中旬~5月下旬か、9月中旬~10月中旬(春のほうがよい)。

【補足】植え替え後、数日経ってから水やりを再開する。

整姿

伸びすぎれば、生育期に適宜切り戻し、形を整える。

繁殖

【挿し芽】4月下旬~6月下旬か、9月下旬~10月中旬(挿し穂は1~2日置き、切り口が乾いてから挿す)。

耐暑性

強い。

耐寒性

最低5℃を保つ。

解説

  1. 一属一種。マツバボタンやポーチュラカに近縁の植物らしい。緑葉の「銀杏木」が基本種だが、葉にクリーム色の覆輪斑が入る「我楽の舞(雅楽の舞)」のほうがよく出回っている。
  2. よく日光に当たった株は、秋になると、葉の縁が紅葉する。「我楽の舞」は赤みが強く、特に美しい。
  3. 年数が経つと幹が太り、貫禄が出るので、しばしば盆栽のような形に仕立てられる。枝はやわらかく、樹形作りが容易。伸ばし放題にしておくと、枝自身の重みで、自然に枝垂れてくる。

余談

  1. 原産地では、ゾウの食料になっているらしい。

(※データ:大阪市基準)