いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

トリコディアデマ

イメージ

原産地

南アフリカのケープ州

ハマミズナ科(またはツルナ科)

高さ

5~40cm

花期

3~6月・10~11月(種類による)

形態

常緑半低木

生育型

冬型

別名等

姫紅小松(ツベロサ)
仙宝/紫星晃/紫晃星(いずれもデンスム)
暉星/雪小松(いずれもミラビレ)

日照

9月中旬~6月上旬の生育期は、戸外の直射日光下(越冬中は霜除けする)。
休眠期は、涼しい日陰。

水やり

生育期は、土の表面が乾いて2~3日後に与える(多肉植物なので、乾き気味に管理)5月は、10~14日に一度、休眠期は、月に一度か、断水する。

【補足】強健で過湿に強いが、雨に当てない。休眠中は、月に二~三度、夜間に霧吹きをしてやるとよい。

肥料

4月と、10月に、月に一度の液肥(多肥にしない)

植え替え

4月上旬~5月上旬か、9月中旬~10月下旬。

【補足】植え替え後、数日経ってから水やりを再開する。

整姿

特に無し。

繁殖

【挿し芽】4月下旬~7月上旬か、9月中旬~10月中旬。

【タネまき】4月上旬~5月下旬か、9月中旬~10月中旬。

耐暑性

わりと強いが、過湿に注意。

耐寒性

最低0℃を保つとよい。

解説

  1. 「花物メセン」の一種である。葉の先端に、軟らかいトゲを持つのが特徴。大株に育つと株元が肥大し、盆栽のような、貫禄ある姿になる。
  2. 主な種類に、紅色花の「紫星晃」「紫宝」「宙来宝」「紅姫子松」、白花のフェルグソニアエ、「雪小松」などがある。
  3. 冷涼な時期に育ち、夏は生育を休むため、冬型種として扱うが、暑さ寒さの両方に強く育てやすい。暖地では一年中戸外で栽培できる。

(※データ:大阪市基準)