ツルナ
イメージ
原産地
世界の温帯~熱帯
科
ハマミズナ科(またはツルナ科)
高さ
20~80cm
花期
4~11月
形態
多年草または常緑半低木
生育型
夏型
別名等
テトラゴニア・エクスパンサ(学名)/テトラゴニア・テトラゴノイデス(異名)/ハマナ/バンサイ/ハマチシャ/ニュージーランドスピニッチ
日照
戸外の直射日光下(越冬中は霜除けする)。
【補足】耐陰性があるが、なるべく日光に当てる。
水やり
土の表面が乾けば与える(多肉植物なので、乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。
肥料
4~10月に、少量の固形肥料を置き肥、または二週間に一度の液肥。
植え替え
4月上旬~10月上旬。
整姿
摘芯と収穫をかねて、ときどき芽先を摘み取り、分枝させる。
繁殖
【タネまき】3月下旬~8月上旬(一晩水に浸けてからまく)。
耐暑性
とても強い。
耐寒性
とても強い。
解説
- 日本全土の海岸に生える雑草である。食用になるため、野菜として、タネが市販されている。
- 三角形の葉はやや肉厚で、粉を吹いたようなザラザラ感がある。茎は、ほふくしながらよく分枝する。黄色い花が咲くが、花弁に見えるのはガクである。
- 一株から採れるタネは、かなりの数になるので、全滅する心配はない。タネはとても大きく、ツノが生えた、独特な形をしている。
注意点・病害虫
- 多年草なので、ほぼ一年中葉が茂り、次々に開花する。しかし、古株は半低木状になり、茎葉も硬くなる。品質のよい葉を収穫するには、春まき一年草扱いとし、毎年タネをまき直す。
- 海辺植物であるためか、砂質の土を好む。
余談
- 若い葉を、おひたしや和え物などに利用する。ややアクがあるので、ゆでるときに少量の重曹を入れるとよい。
(※データ:大阪市基準)