ハゼラン

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北アメリカ南部～メキシコ・西インド諸島・熱帯アメリカ

スベリヒユ科

15～60cm

5～11月

宿根草

夏型

タリヌム・クラッシフォリウム(学名)/爆蘭/三時草/三時花/花の雫/江戸の花火/コーラルフラワー

4月下旬～11月上旬の生育期は、西日を避けた戸外の直射日光下。
越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)。

【補足】耐陰性が強く、多少の日陰なら耐える。

生育期は、土の表面が乾けば与える(多肉植物なので、乾き気味に管理)。越冬中は、ごく控えめに。

5～9月に、月に一度の液肥(多肥にする必要はない)。

【補足】ほとんど雑草なので、無肥料でも差し支えない。

3月下旬～5月中旬か、9月上旬～10月中旬(春のほうがよい)。

特に無し。

【タネまき】採ってすぐにまくか、果実のまま保存して4月にまく。

【株分け】植え替えと同時期。

とても強い。

わりと強いが、寒地では室内が無難。

各地に雑草化している、典型的な帰化植物である。小さな桃色の花が、午後三時頃から咲き始めるため、「三時花」「三時草」の別名がある。花は一日花で、夕方にしぼむ。花後、サンゴを思わせる、小さな赤い果実ができる。
同属のカリシヌムは、「草花火」の和名で知られる。マツバギクのような細長い葉を持ち、ハゼランより全体的に小型。花が大きく美しい。若干寒さに弱いが、暖地ならマルチング程度の保護で十分。
やはり同属の原種、カフルムは、アフリカ東部・南アフリカ原産のつる性種。地下に肥大した塊根を持つ。あまり見かけない。

(※データ：大阪市基準)