いろんな植物の育て方や知識をご紹介。

素人園芸解説 -私はこう育てる-

ゴマ

イメージ

原産地

インド・北アフリカのエジプト~スーダン

ゴマ科

高さ

60~100cm

花期

7~8月

形態

春まき一年草

収穫期

9~10月

別名等

セサムム・オリエンタレ(学名)/セサムム・インディクム(異名)/胡麻

日照

5月上旬~10月下旬の生育期は、戸外の直射日光下。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える(水切れを嫌うが、過湿にも弱い)。

肥料

春の元肥の他、7~9月に、月に一度の液肥。

【補足】肥料負けしやすいので、多肥は禁物。元肥も少なめに。

植え付け

5月上旬~7月上旬、株間20~30cm。

整姿

草丈が高いので、支柱を立てる。

繁殖

【タネまき】4月下旬~7月上旬。

耐暑性

とても強い。

耐寒性

とても弱い。

解説

  1. タネの色によって、白ゴマ・黒ゴマ・金ゴマなどに分けられる。花が美しく、観賞用にも適する。

注意点・病害虫

  1. 多肥を嫌い、幼苗時は、株元に置き肥があると枯れることがある。あまり肥料を必要としない植物なので、常にやせ作りを心がける。

収穫・利用

  1. 一番根元に近い朔果(サヤ)が裂け始めたら、株元から刈り取って、乾燥させる。収穫が遅れると、朔果がはぜて、せっかくのゴマが周囲に飛び散ってしまう。手間を惜しまないなら、毎日、朔果の状態を確認し、裂け始めたものから順に、手で摘み取り収穫するとよい。
  2. すりゴマは酸化しやすく、保存がきかないので、食べる直前に擦る。
  3. さまざまな栄養素を含む健康野菜だが、脂肪分が多いので、食べ過ぎに注意。

(※データ:大阪市基準)