コールラビー
イメージ
原産地
地中海沿岸・ヨーロッパ
科
アブラナ科
高さ
40~60cm
花期
4~5月
形態
一年草
収穫期
5~8月・10~2月
別名等
ブラッシカ・オレラセア変種ゴンギロデス(学名)/茎藍/球形甘藍/カブカンラン/蕪甘藍/カブキャベツ/キャベツカブ/コールラビ
日照
8月中旬~6月中旬の生育期は、戸外の直射日光下(酷暑期は西日を避ける)。
水やり
生育期は、土の表面が乾けば与える。
【補足】水切れすると、茎の品質が悪くなる。
肥料
元肥の他、茎が肥大し始めた頃に、固形肥料の置き肥。生育が思わしくなければ、週に一度、液肥を併用する。
植え付け
3月上旬~5月上旬か、8月上旬~10月上旬、株間15~20cm。
【補足】普通は移植しないが、もし必要なら、根鉢を崩さないように行う。
整姿
株間が狭いと十分肥大しないので、間引きをサボらない。茎の肥大が始まったら、株元に少し土寄せするが、肥大部分が埋まるほど多量に寄せない。
【摘葉】土寄せと同時に下葉を切り取り、養分を球に集中させる。(摘葉は収穫まで続けるが、上部の葉を、常に5~6枚残しておく。)
繁殖
【タネまき】2月下旬~4月下旬か、6月下旬~10月上旬。(春まきはトウ立ちしやすいので、早採りする。夏まきは病虫害を受けやすいが、秋まきより良いものが採れる。)
耐暑性
わりと強い。
耐寒性
強いが、防寒する。
解説
- キャベツの仲間で、茎の基部がカブのように丸く肥大するのが特徴。堅そうに見えるが実際は軟らかく、味にクセがない。
- 球の色が緑色の品種と、赤紫色の品種がある。主な品種は、「グランドデューク」「サンバード」「パープルバード」など。
- 生育に適した温度なら、タネまき後、1ヵ月半~2ヵ月で収穫できる。
注意点・病害虫
- アブラナ科野菜なので、アオムシやヨトウムシ、コナガ、コナジラミ、アブラムシに注意。
収穫・利用
- 太らせすぎると品質が悪くなるので、直径5~8cmくらいがよい。球の先端部(根に近い方)と葉は食用にしない。
- 食べ方は、キャベツやブロッコリーと同じ。皮をむいて、ゆでたり、炒め物に。
(※データ:大阪市基準)