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素人園芸解説 -私はこう育てる-

コウサイタイ

イメージ

原産地

ヨーロッパ・中国

アブラナ科

高さ

60~100cm

花期

12~5月

形態

一年草

収穫期

11~4月

別名等

ブラッシカ・シネンシス品種ホンサイタイ(学名)/紅菜苔

日照

9月下旬~4月下旬の生育期は、戸外の直射日光下(越冬中は霜除けする)。

水やり

生育期は、土の表面が乾けば与える。

肥料

秋の元肥の他、花茎が伸び始めた頃~4月中旬に、固形肥料の置き肥、または7~10日に一度の液肥。

植え付け

9月下旬~11月上旬、株間25~35cm。

整姿

特に無し。

繁殖

【タネまき】9月上旬~10月下旬。

耐暑性

弱い。

耐寒性

わりと強いが、防寒しないと傷む。

解説

  1. 漢字名からわかるように、花茎が紅色で、見た目に美しい野菜である。この花茎と花蕾をゆでて食用にする。花茎は、加熱すると鮮緑色に変わる。
  2. 次々に新しい花茎が伸びるうえ、収穫期間が長いので、たった一株でも、かなりの収穫が期待できる。
  3. 同じく中国野菜であるサイシン(菜心)との交配種「オータムポエム」は、コウサイタイに似ているが、茎が緑色である。主に秋~冬にかけて収穫する。こちらは春まきもできる。(適期は3月。)

注意点・病害虫

  1. 65cmプランターで育てる場合、二~三株植えられる。かなり大きく育つので、密植は避ける。
  2. アブラナ科野菜なので、アオムシやコナガ、コナジラミ、ナノクロムシ、アブラムシ、ヨトウムシが大敵。高温期に栽培すると被害が大きくなる。

収穫・利用

  1. 花が1~2輪咲き始めた頃が収穫適期。花茎だけをハサミで切り取るか、手で折り取って収穫する。花茎の基部は硬いので、先端20cmくらいの部分だけを収穫するとよい。

(※データ:大阪市基準)