セラトスティリス
イメージ
原産地
東南アジア・フィリピン・インド・ニューギニア島
科
ラン科
高さ
5~20cm
花期
不定期
形態
多年草、着生、複茎性
別名等
ケラトスティリス
ルブラ(レティスクアマ)
日照
4月中旬~10月下旬の生育期は、戸外で10~20%遮光(7月上旬~9月上旬は50%遮光)。
越冬中は、室内の日当たり。
水やり
生育期は、用土の表面が乾けば与える(水切れは厳禁)。越冬中は、ごく控えめに。
【補足】根が細く、根毛を持つので、乾かしすぎは禁物。空中湿度も高めに保つ。
肥料
4月下旬~10月中旬に、10~14日に一度、1500~2000倍の液肥。
植え替え
4月中旬~5月下旬(腐った根は取り、生きた根は切らない)。
整姿
花が終わったら、花がらを摘み取る。
繁殖
【株分け】植え替えと同時期。
耐暑性
とても強い。
耐寒性
最低10℃を保つが、13℃あるほうがよい。
解説
- ややマイナーなランである。花が小さく、派手さは無いが、性質は丈夫で、冬の温度に気を付ければ栽培容易。
- 入手しやすいのは、くすんだ朱赤色の星型花を咲かせる原種のレティスクアマ(ルブラ)くらい。その他、白い花を咲かせるスブラタやフィリピネンシスなどがある。
注意点・病害虫
- 太い茎が根を出しながらほふくし、肉厚の硬い棒状葉を交互に付ける。洋蘭用のバスケットに水ゴケで植えて吊るすか、ヘゴ板などに着生させたほうが育てやすい。その場合、乾きやすいので、水切れに注意。
- 葉が折れやすいので、扱いに注意する。
(※データ:大阪市基準)