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素人園芸解説 -私はこう育てる-

植物の害虫:アブラムシ・ワタムシ

アブラムシ科、カサアブラムシ科などに属する。園芸をやれば必ず悩まされる、定番中の定番害虫である。短期間で猛烈に増殖し、周囲の植物に次々に広がるうえ、ウイルスを媒介する種類もあり、きわめて厄介である。
和名に特定の植物名を冠する種類が多いが、多くの種類は多犯性で、寄主植物の範囲が広いため、名前に惑わされない。

発生時期

3~11月。最多発生は4~7月頃で、酷暑期に減る傾向がある。温暖地では真冬も活動する種類が多い。

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被害箇所

新梢、茎、葉、葉柄、枝、芽、果実、花、花梗、果梗、つぼみ、根、地際部分、主幹、主枝、樹皮の隙間など、ありとあらゆる部位。

形態など

成虫で体長1~3mm(大型種は3~7mm)程度。体色は、淡緑色・黄色・緑褐色・暗緑色・黄褐色・赤褐色・黒褐色・灰色・白色などさまざまで、同じ種類でも、体色に幅がある。
きわめて種類が多く、生態や形態は変化に富む。中には、カイガラムシのように植物に固着して動かない種類や、長い綿毛を持つ種類などもある。
種類によっては、全身が白い綿のようなもので覆われ、「ワタムシ」と呼ばれる。ワタムシの仲間は、名前の通り、体が白い綿状物質で覆われており、コナカイガラムシに似る。ただし、コナカイガラムシに比べると、脚や触角が長いため区別できる。

種類によって、季節ごとに寄生する植物を変えるものと、ずっと同じ植物に寄生し続けるものとがある。また、加害の仕方によって、「集団で吸汁する種類」や「寄生部位を変形させ、その中で暮らす種類」、さらに、「虫こぶを形成し、その中で暮らす種類」の三つに分けられる。

多くの種類は、通常、翅の無い雌しかおらず、単為生殖によって、(卵ではなく)雌の幼虫を産んで殖える。周囲の環境が悪化すると、翅の有る「有翅虫」の雌雄が現れ、有性生殖によって卵を産んで越冬する。ただし、環境の安定した温室やハウス内では、一年中、雌だけで生活を続けることもある。
高温乾燥の条件を好み、暖冬で、かつ、春以降の雨が少ない年だと、冬季でも多く発生する傾向がある。

排泄物が糖分を含んでおり、しばしばアリを引き寄せて共生する。従って、植物にアリがたかっていたら発生を疑った方がよい。アブラムシが糖分を含む排泄物を出す理由は、アリに身を守らせる以外に、「樹液中の糖分が多すぎるため、吸収せずに排泄しないと命に関わる」という事情もあるらしい。
なお、アリはアブラムシを守る一方、餌として食べることもある。

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主な被害

【集団で吸汁する種類】ウイルス病を媒介する種類が多いため、必ず早期に駆除する。
植物体のあらゆる部位で集団生活し、吸汁する。被害部分は生育が阻害され、変形したり、落葉・落果・落花に至る。葉裏に発生すると、その表側が黄色く変色することが多い。
激発すると被害部分の周囲が排泄物で汚れ、すす病を誘発する。被害株が幼苗の場合、枯死に至ることもある。

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【著しい変形を伴う種類】こちらもウイルス病を媒介する種類があり、必ず早期に駆除する。
新葉を内側に巻き込んで筒状にしたり、葉の組織を肥厚させたり、くしゃくしゃにするなどして巣を作り、内側から吸汁する。被害部分は赤や黄色に変色し、やがて枯れ落ちる。新梢が被害を受けると全体が変形し、伸長が止まることも多い。被害株が幼苗の場合は、枯死に至ることもある。
なお、寄生する相手植物の種類によっては、変形を伴わず、普通に吸汁するだけのこともある。特に、季節によって寄生植物を変える種類では、変形被害を受けるのは、一次寄主(その年最初に加害を受ける植物)だけであることが多い。

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対策

見つけ次第、筆先や濡れティッシュ、粘着テープなどで拭き取る。寄生部位が変形し、虫の姿が見えにくい場合は、被害部分ごと虫を除去してもよい。


【薬剤】【散布・土壌混和】Mr.ジョーカー、アークリン、アースガーデンC、アースガーデンD、アースガーデンW、アーデント、アーリーセーフ、アクタラ、アクテリック、アタックワンAL、アディオン、アドマイヤー1、アファーム、あめんこ、アルバリン、アントム、ウララDF、園芸用キンチョールE、エンセダン、オルチオン、オルトラン、オルトランA、オルトランC、オルトランDX、オルトランMP、オレート、オンコル、ガーデンアースB、ガーデンガードAL、ガーデントップ、ガードベイトA、カダンA、カダンD、カダンV2、カダンセーフ、カルホス、キックバールAL、コルト、コロマイト、サイアノックス、サニーフィールド、サンクリスタル、サンヨールAL、ジェイエース、ジェネレート、スケルサイドA、スターガード、スミソン、スミチオン、スミナイス、スミフェート、ダブルアタックAL、ダントツ、チェス、ディプテレックス、テガールAL、テルスター、トクチオン、トレボン、粘着くん、パイベニカ、ブルースカイAL、ベジタメートAL、ベストガード、ベニカ、ベニカD、ベニカDX、ベニカX、ベニカグリーンV、ベニカマイルド、マラソン、ムシキントール、ムシラップ、モスピラン、モスピランワン、リーズン、レルダンなど。

土中で加害する種類なら、ダイアジノン、ネマトリン、ネマトリンエースなども有効。

【注意点】モモアカアブラムシやワタアブラムシのように、殺虫剤に強い耐性を持つ種類もある。
寄生部位の変形を伴う種類は、新葉が展開する時期を狙って薬剤を使わないと効果が薄い。
体表に白い綿状物質をまとう種類は、水をはじくので薬剤が付きにくい。そのため、圧力の強い噴霧器を使い、綿状物質を吹き飛ばす。
薬害が出るため、アブラナ科植物にスミチオン系の薬剤を散布してはいけない。

予防策

周辺の雑草を除去する。通風を改善する。窒素肥料を控える。可能なら、寒冷紗などで覆いを作り、その中で栽培する。
黄色に集まるので、黄色粘着トラップを吊るす。銀色に光るものを忌避するので、銀色のポリフィルムなどでマルチングしたり、シルバーテープを張り巡らす。
株とその周囲を、近紫外線反射フィルムで覆う。天敵が非常に多いため、それらを殺すような強い薬剤を濫用しない。

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【薬剤】可能なら、冬季に石灰硫黄合剤やマシン油乳剤を散布すれば、越冬虫と卵を駆除できる。


【天敵について特記】アブラムシの天敵はきわめて多い。ここでは、よく知られている昆虫を記すが、いずれも見た目の不気味な虫ばかりで、害虫と間違いそうになる。下記以外にも、寄生バチやクモ、カビなどの天敵が存在する。

  1. ショクガタマバエ…老熟幼虫で体長2~3mm。細長い黄色のウジで、アブラムシの群れの中に紛れている。アブラムシと変わらない大きさなので見落とさない。成虫はアブラムシを食べない。
  2. クサカゲロウ類…老熟幼虫で体長1cm前後。細長く、頭部と尾部が特に細く尖る。体色は褐色で、淡い小斑紋が並ぶ。クワガタのような大きいアゴがあり、アブラムシなどを挟んで捕える。成虫はアブラムシを食べないことが多い。
  3. ゴイシシジミ…シジミチョウの一種だが、幼虫が肉食性。(チョウの幼虫で完全な肉食性なのは、日本ではこの一種類だけ。)老熟幼虫で体長1cmほど。白地に黒い斑紋が並び、全身が白い毛で覆われるため、灰色っぽく見える。ササ・タケ類に付くアブラムシ(主に、ササコナフキツノアブラムシ)を主食とし、しばしば、アブラムシがまとう白い綿状物質を自分の体にくっ付けている。成虫はアブラムシを食べず、アブラムシの分泌物を餌にしている。
  4. テントウムシ類…老熟幼虫で体長1cm前後。ワラジムシに似てやや細長く、全身にイガイガ突起を持つことが多い。総じて、禍々しい姿・体色である。コクロヒメテントウのように、コナカイガラムシに擬態する種類もあるので注意。(アブラムシとカイガラムシが一緒に寄生することはほとんど無い。)肉食性のテントウムシは、成虫になってもアブラムシを補食し続ける。
  5. ヒラタアブ類…老熟幼虫で体長1cm余。種類によって体色や模様が異なるが、総じて、ウジやナメクジを思わせる不気味な姿である。成虫はハチに似た小型のアブで、花の蜜を好み、しばしば花の周囲でホバリングする。

主な被害植物

非常に多い。下記は一例。

【草花・鉢花】アイリス類、アゲラタム、アサガオ、アザミ、アスター、アスチルベ、アブチロン、アリウム、アルストロメリア、イワタバコ、ウラシマソウ、エーデルワイス、エニシダ、エリゲロン、エンジェルストランペット、オダマキ、カーネーション、ガーベラ、ガザニア、カスミソウ、カラマツソウ、カルセオラリア、キキョウ、キク、球根アイリス、キンギョソウ、キンセンカ、クモマグサ、クリサンセマム、クレマチス、クローバー、ケイトウ、コスモス、サルビア類、シクラメン、シネラリア、シャジン類、宿根アスター、シレネ、スイートアリッサム、スイートピー、スイセン、スイレン、スターチス、ストック、ソリダゴ類、チューリップ、ツリガネニンジン、ツルニンジン、ディモルフォセカ、デージー、テンニンソウ、トケイソウ、トルコキキョウ、ナデシコ類、ノボタン、バーベナ、ハイビスカス、ハゴロモジャスミン、ハス、ハナタバコ、ハボタン、パンジー、ビオラ、ヒマワリ、ブーゲンビレア、フクシア、フクジュソウ、フジバカマ、ブバルディア、フユサンゴ、フリージア、フリチラリア、プリムラ類、ペチュニア、ヘメロカリス、ヘリオトロープ、ベロニカ、ホオズキ、ポーチュラカ、ポピー、ポリゴナム、ホリホック、マーガレット、マリーゴールド、ムシトリスミレ、ヤグルマギク、ユリ、ラナンキュラス、ランタナ、リンドウ、ルピナス、レウィシア、ロベリア、ワスレナグサなど。

【観葉・多肉】アナナス類、アロエ、エスキナンサス、エノコログサ、カンアオイ、クロトン、コルディリネ、ササ類、サボテン類、シダ類、ススキ、タケ類、ドラセナ類、ペニセタム、ペペロミア、ミドリノスズなど。

【樹木・果樹】アオキ、アカシア、アケビ、アジサイ、アセビ、アセロラ、アンズ、イスノキ、イチジク、イヌマキ、イボタノキ、ウツギ類、ウメ、ウメモドキ、エゴノキ、エニシダ、エノキ、オウトウ、オニグルミ、カイドウ、カエデ類、カキ、カシ類、カシワ、カナメモチ、ガマズミ類、カンキツ類、キイチゴ類、キウイ、キブシ、キョウチクトウ、キリ、キングサリ、キンモクセイ、クサギ類、クスノキ、クチナシ、クヌギ、クリ、グミ類、クロモジ、ケヤキ、コデマリ、コブシ、サクラ、ザクロ、サザンカ、サルスベリ、サルトリイバラ、サルナシ、サンゴジュ、サンザシ、サンショウ、シイ類、シデ類、シモツケ、シャクナゲ、シャリンバイ、シラカバ、ジンチョウゲ、スイカズラ、スグリ類、ストロベリーグァバ、ズミ、スモモ、タチバナ、タブノキ、チェリモヤ、チャ、ツガ、ツバキ類、テイカカズラ、ドウダンツツジ、トウネズミモチ、トサミズキ、トベラ、ナシ、ナナカマド、ナラ類、ナンテン、ニシキギ、ニセアカシア、ニレ類、ニワトコ、ヌルデ、ネクタリン、ネズミモチ、ネムノキ、ノウゼンカズラ、バイカウツギ、ハギ、ハクチョウゲ、ハゼノキ、ハナミズキ、バラ、ハンノキ、ヒイラギ、ヒイラギモクセイ、ヒサカキ、ヒペリカム、ビャクシン類、ヒュウガミズキ、ピラカンサ、ビワ、フウ類、フジ、ブッドレア、ブナ、フヨウ、ブルーベリー、プルーン、ホオノキ、ボケ、ポプラ、マートル、マサキ、マキ類、マツ類、マルメロ、マンゴー、マンリョウ、ムクゲ、ムベ、ムラサキシキブ、メギ、モクセイ類、モクレン、モッコク、モミ、モモ、ヤツデ、ヤナギ類、ヤマボウシ、ヤマホロシ、ユキヤナギ、ユスラウメ、ユリノキ、リンゴなど。

【ハーブ・野菜】アーティチョーク、アカザ、アシタバ、アズキ、アルファルファ、イチゴ、インゲン、ウド、エダマメ(ダイズ)、エンダイブ、エンドウ、オオバコ、オカヒジキ、陸稲、オクラ、カブ、カボチャ、カモミール、カラシナ、カリフラワー、カレープラント、キャベツ、キュウリ、クズ、クローバー類、ケール、コールラビー、ゴボウ、コマツナ、ササゲ、サトイモ、サトウキビ、サラダナ、シシトウ、シソ、ジャガイモ、シュンギク、ショウガ、スイカ、ズッキーニ、セージ、セリ、セロリ、ソラマメ、ソルゴー、ターサイ、ターメリック、ダイコン、ダイズ、タマネギ、タラノキ、タンポポ、チコリ、チャイブ、チンゲンサイ、ツルムラサキ、トウガラシ、トウモロコシ、トマト、ナス、ニガウリ、ニッケイ、ニラ、ニンジン、ネギ類、ハクサイ、パクチョイ、パセリ、ハナナ、ビート、フキ、ピーマン、ブロッコリー、ペピーノ、ホウレンソウ、ホップ、ボリジ、マロウ、ミズナ、ミツバ、ミョウガ、ムギ、芽キャベツ、メロン、モロヘイヤ、ヤブニッケイ、ヤロウ、ヨモギ、ラッカセイ、ラディッシュ、レタス類、ローズマリー、ロケット、ワラビ、

【ラン】アングレカム、イワチドリ、ウチョウラン、エピデンドラム、エビネ、オンシジウム、カトレア、ジゴペタラム、シラン、シンビジウム、デンドロビウム、ネジバナ、バンダ、パフィオペディラム、マスデバリア、ミルトニア、リカステなど。

主な種類

【集団で吸汁する種類】

【ア行】アオヒメヒゲナガアブラムシ、アカメガシワクチナガオオアブラムシ、アキカラマツオナガアブラムシ(ハマナスオナガアブラムシ)、アキノタムラソウコブアブラムシ、アザミオオヒゲナガアブラムシ、アザミキイロヒゲナガアブラムシ、アザミクギケアブラムシ、アザミクロヒゲナガアブラムシ、アシナガヒメヒゲナガアブラムシ、アシボソセツヒゲナガアブラムシ、アブラチャンコブアブラムシ(ムラダチヒゲナガアブラムシ)、アルファルファアブラムシ、イシミカワイボアブラムシ、イタドリオマルアブラムシ、イタヤミドリケアブラムシ、イチゴクギケアブラムシ、イチゴケナガアブラムシ、イチゴネアブラムシ、イチゴハマツムラアブラムシ(イチゴハトゲアブラムシ)、イチゴマツムラアブラムシ(イチゴトゲアブラムシ)、イヌシデクロマダラアブラムシ、イヌシデケクダアブラムシ、イヌホオズキクロアブラムシ、イバラヒゲナガアブラムシ、イボタヒゲナガアブラムシ、ウバメガシアブラムシ、ウバメガシハアブラムシ、ウメクビレアブラムシ、ウメモドキタカハシアブラムシ、エゴマアブラムシ、エダマツカサアブラムシ、エノキワタアブラムシ、エビガライチゴマツムラアブラムシ、エンドウヒゲナガアブラムシ、オオバコアブラムシ、オカジマケクダアブラムシ、オカボキバラアブラムシ、オニグルミクチナガオオアブラムシ、オニグルミトゲアブラムシ、オヒシバクロアブラムシ(エノコログササビイロアブラムシ、ホモノクロアブラムシ)、

【カ行】カジイチゴアブラムシ(クマイチゴアブラムシ)、カシケブカアブラムシ、カシムネアブラムシ、カナムグライボアブラムシ、カバイロトゲマダラアブラムシ(インドトゲマダラアブラムシ)、カバノハチビマダラアブラムシ、カバワタフキマダラアブラムシ、カンシャワタムシ(カンシャワタアブラムシ、カンショワタムシ)、カンゾウコブアブラムシ、キキョウアブラムシ、キキョウヒゲナガアブラムシ、キククギケアブラムシ、キクヒメヒゲナガアブラムシ、ギシギシアブラムシ、キスゲフクレアブラムシ(ゴンズイノフクレアブラムシ、ゴンズイフクレアブラムシ)、キヅタクロアブラムシ、キヅタミドリアブラムシ、キブシアブラムシ、キュウコンネアブラムシ、キョウチクトウアブラムシ、クスオナガアブラムシ、クヌギクチナガオオアブラムシ、クヌギトゲアブラムシ、クヌギトゲマダラアブラムシ、クヌギハアブラムシ、クヌギミツアブラムシ、クマヤナギヒゲナガアブラムシ、クリイガアブラムシ(キナコムシ)、クリオオアブラムシ、クリヒゲマダラアブラムシ(クリブチアブラムシ、クリマダラアブラムシ)、クロトゲマダラアブラムシ、クワイクビレアブラムシ、クワナケクダアブラムシ(クワナケブカアブラムシ)、ケヤキブチアブラムシ(ケヤキヒゲマダラアブラムシ)、コケブカアブラムシ、ゴボウクギケアブラムシ、ゴボウヒゲナガアブラムシ、コマツナギアブラムシ、コミカンアブラムシ、コモチシダコブアブラムシ(オシダコブアブラムシ)、ゴヨウマツオオアブラムシ、コンドウヒゲナガアブラムシ、

【サ行】ササヒゲマダラアブラムシ、サルスベリヒゲマダラアブラムシ、サルトリイバラアブラムシ、サワグルミツツアブラムシ、シイカワリムネアブラムシ、シイケクダアブラムシ、シイミドリケブカアブラムシ、シソヒゲナガアブラムシ、シダコブアブラムシ、ジャガイモヒゲナガアブラムシ、シャジンヒゲナガアブラムシ、ショウブアブラムシ、シラネセンキュウフタオアブラムシ、スイカズラヒゲナガアブラムシ(スイカズラケクダヒゲナガアブラムシ)、スミレアブラムシ、セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ、ソラマメヒゲナガアブラムシ(ソラマメフクレアブラムシ)、

【タ行】ダイコンアブラムシ、ダイズアブラムシ、タイワンヒゲナガアブラムシ、タイワンヒゲマダラアブラムシ、タケアブラムシ(タケノアブラムシ)、タケクロスジヒゲナガアブラムシ、タケヒゲマダラアブラムシ、タデクギケアブラムシ、タデケクダヒゲナガアブラムシ、タデノネケクダアブラムシ(サナエタデコブアブラムシ)、タデミドリイボアブラムシ(タデヒゲナガアブラムシ)、タデヨツオヒゲナガアブラムシ、タブノキネアブラムシ、タブノキハアブラムシ、タラフタオアブラムシ、タンポポアブラムシ、チシャミドリアブラムシ、チダケサシヒゲナガアブラムシ、チューリッブヒゲナガアブラムシ、ツツジアブラムシ(ツツジノアブラムシ)、ツメクサベニマルアブラムシ(ツメクサオマルアブラムシ)、ツリガネニンジンヒゲナガアブラムシ、ツリフネソウコナジラミモドキ、ツリフネソウスナヨセアブラムシ(ツリフネソウアブラムシ、ツリフネソウネアブラムシ)、ツリフネソウヒゲナガアブラムシ、テンニンソウヒゲナガアブラムシ、トウキョウカマガタアブラムシ、トウモロコシアブラムシ(キビクビレアブラムシ)、トウヨウハオオアブラムシ(マツノハアブラムシ)、トドワタムシ、

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【マ行】マキシンハアブラムシ(マキアブラムシ)、マツオオアブラムシ、マツノカサアブラムシ(マツカサアブラムシ)、マツノホソアブラムシ(マツホソアブラムシ)、マツホソオオアブラムシ、マテバシイケクダアブラムシ、マメアブラムシ、マメクロアブラムシ、ミカンクロアブラムシ、ミツバウツギフクレアブラムシ、ムギウスイロアブラムシ、ムギヒゲナガアブラムシ、ムギミドリアブラムシ、メギツトアブラムシ、モミジニタイケアブラムシ、モモコフキアブラムシ、

【ヤ行】ヤシャブシトゲマダラアブラムシ、ヤマボウシヒゲナガアブラムシ、ヤナギアブラムシ、ヤナギオオアブラムシ(ヤナギコブオオアブラムシ)、ヤナギクロケアブラムシ、ヤナギケアブラムシ、ヤナギチャイロケアブラムシ、ヤナギフタオアブラムシ、ヤナギホソクダツボアブラムシ、ヤノクチナガオオアブラムシ、ヤマシロギクヒゲナガアブラムシ、ヤマトコブアブラムシ、ユリノキヒゲナガアブラムシ、ヨモギキイロコブアブラムシ、ヨモギクギケアブラムシ、ヨモギハアブラムシ、ヨモギヒメヒゲナガアブラムシ、ヨモギミドリクギケアブラムシ、

【ラ行】リンゴミドリアブラムシなど。


【著しい変形を伴う種類】

【ア行】イワタバコアブラムシ、ウツギトックリアブラムシ、ウメコブアブラムシ、オカボアカアブラムシ(オカボノアカアブラムシ、ヤサイノネアブラムシ)、

【カ行】カワリコブアブラムシ(ハンショウヅルコブアブラムシ)、クサギアブラムシ、ゲンノショウココブアブラムシ、コナラハアブラムシ、

【サ行】サクラコブアブラムシ、サクラハベリフシアブラムシ(ヒガンザクラコブアブラムシ)、サンザシハマキワタムシ(リンゴハマキワタムシ)、スグリトックリアブラムシ、

【タ行】トウネズミモチハマキワタムシ、トウバナコブアブラムシ、

【ナ行】ナシアブラムシ(ナシノアブラムシ、ナシハマキアブラムシ)、ナシノワタアブラムシ、

【ハ行】バイカウツギコブアブラムシ、ヒイラギハマキワタムシ(ヒイラギオオワタムシ)、ヒキオコシコブアブラムシ、フキアブラムシ、

【マ行】ムギワラギクオマルアブラムシ(スモモオマルアブラムシ)、ムシャコブアブラムシ、メナモミコブアブラムシ、モモアカアブラムシ、

【ヤ行】ヤマトコブアブラムシ、ユキヤナギアブラムシ、

【ラ行・ワ行】リンゴクビレアブラムシ、リンゴコブアブラムシ、リンゴワタムシ(リンゴワタアブラムシ、リンゴノワタムシ)、ワタアブラムシ、ワラビツメナシアブラムシなど。