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素人園芸解説 -私はこう育てる-

植物の害虫:カイガラムシ

ひと口に「カイガラムシ」といっても、非常に種類が多い。属する科だけでも、カタカイガラムシ科、カタカイガラモドキ科、コナカイガラムシ科、タマカイガラムシ科、フクロカイガラムシ科、フサカイガラムシ科、フジツボカイガラムシ科、ニセタマカイガラムシ科、マルカイガラムシ科、ワタフキカイガラムシ科など、広範囲に渡る。

日当たり・通風が悪かったり、自動車の排ガスがかかる場所で大発生する傾向が強い。クワシロカイガラムシやバラシロカイガラムシのように、大発生すると木を枯らす種類も存在するため、小さな虫だからと侮らない。
一度発生すると根絶しにくいが、石灰硫黄合剤やマシン油に弱いため、冬の間になるべく散布しておきたい。

害虫のイメージが強いが、中には、染料や食品添加物、医薬品、樹脂、ロウなどが採れる、有用な種類もいくつか存在する。

余談だが、アブラムシの天敵であるヒメテントウ類の幼虫は、全身に白い粉を吹き、多数の小突起を持ち、コナカイガラムシにそっくりである。(アブラムシを保護するアリに攻撃されないよう、擬態しているらしい。)誤って殺さないよう注意。アブラムシの近くにカイガラムシらしき虫がいたら、少し刺激してみるとよい。もしヒメテントウの幼虫なら、素早く逃げ出す。そもそも、アブラムシとカイガラムシが一緒に暮らすことは、まず無い。
なお、アブラムシの中にも、植物に固着して動かない種類(ムネアブラムシ類)や、コナカイガラムシそっくりの種類(ツノアブラムシ類)があり、紛らわしい。

発生時期

4~11月(冬にもいるが、暖地や加温施設でない限り、目立った加害は無い。)

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被害箇所

葉、茎、幹、枝、芽、葉柄、果実、花梗、果梗、根、地際部分、花など、ありとあらゆる部位。

形態など

※ カイガラムシの仲間は非常に多いため、ここでは、「カタ」「コナ」「フクロ」「フサ」「マル」「ワタフキ」「その他」の7つに分けて記した。

害虫として扱うのは、幼虫と雌成虫である。種類によってさまざまな姿をしている。雄成虫は、幼虫や雌成虫とは全く違う形で、一対の翅を持ち、飛んで移動できる。ただし、口が無いため寿命が極端に短い(長くて数日)。
一部の種類を除き、雌成虫は翅も脚も無く、カイガラ(介殻)をかぶって植物体に固着する。
幼虫は、雌雄で形態が異なり、定着する場所も少し違うらしい。孵化して間もない幼虫はとても小さく、種類によっては、風に乗って移動する。(歩けないはずのカイガラムシが突然湧いてくるのは、そのため。)

カイガラムシの仲間は、サナギの期間が無い不完全変態だが、雄のみ、サナギに似た形態(「擬蛹」という)になる期間がある。雌は、幼虫と同じ形のまま、擬蛹の形態を経ずに成虫となる。


【カタカイガラムシ類・カタカイガラモドキ類】雌成虫で体長3~10mm。体は硬いロウ状物質で覆われ、厚みがある。色は、白色や黄褐色、赤褐色、茶褐色など。孵化して間もない幼虫は体が柔らかく、脚があり、歩いて移動できる。カタカイガラムシ類は、成虫にも脚があるが、移動しない。(カタカイガラモドキ類の成虫は脚が退化している。)年1~2回の発生。

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【コナカイガラムシ類】雌成虫で体長1~6mm。体色は白色~淡褐色~暗褐色だが、全身が白い粉で厚く覆われ、地肌は見えない。体型は楕円形で柔らかく、ワラジムシ状。種類によっては、背面や体の周縁部に、毛のような突起がある。脚があり、ゆっくりだが移動できる。この仲間は、綿状の卵嚢を作るのが特徴。幼虫は、雌成虫とほぼ同じ形である。
ネコナカイガラムシの仲間のように、一生、土中で生活する種類もある。

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【フクロカイガラムシ類】雌成虫で体長3~4mm。名前の通り、白い袋(殻嚢)を作り、体にまとっている。脚があるが、あまり移動しない。幼虫は雌成虫とほぼ同じ形で、コナカイガラムシ類に似ており、袋をかぶらない。
なお、「タマカイガラムシ類」も、同じ仲間(フクロカイガラムシ科)だが、こちらは袋を作らず、移動もせず、性質が異なるため、除外した。

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【フサカイガラムシ類】雌成虫で体長1~3mm。体色は黄褐色~茶褐色など。縁に細かい毛の生えた、扁平で半透明のカイガラを持つ。成虫・幼虫ともに脚が退化し、移動できない。年1回の発生。

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【マルカイガラムシ類】カイガラムシの仲間では、もっとも種類が多い。
雌成虫で体長1~4mm。体は硬いロウ状物質(介殻)で覆われる。カイガラの形は、円形~楕円形、長方形、矢尻型など。色は、白色や黒色、灰褐色、黄褐色、暗褐色、紫褐色など。成虫・幼虫ともに脚が退化し、移動できない。(ただし、孵化してまもない間は、脚があり、移動できるらしい。)雌成虫で越冬する。

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【ワタフキカイガラムシ類】雌成虫で体長5~12mm。体色は淡褐色~暗褐色で、白い粉で覆われる。体は楕円形で柔らかく、ワラジムシ状。種類によっては、背面や体の周縁部に、毛のような突起がある。脚があり、ゆっくりだが移動できる。コナカイガラムシ類と同様、綿状の卵嚢を作る。幼虫は、雌成虫とほぼ同じ形。
ワラジカイガラムシの仲間は、体長6~12mmと大型で、日本最大種も擁する。体型は、名前の通り、わらじ形。

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【その他のカイガラムシ類】上記のどれにも属さないカイガラムシ。

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主な被害

枝や葉、葉柄、芽、果実、樹皮の隙間などに寄生し、吸汁する。時には、被害部分全体が、白いロウ状または綿状の物質で覆われ、真っ白になる。
多発すると、被害部分の周囲が排泄物で汚れ、すす病やこうやく病を誘発する。激発すると、被害部分、または株全体が枯死することもある。小型の植物や苗木ほど枯死しやすい。

葉に寄生した場合は、虫のいる部分の裏面が黄色く変色し、被害がひどいと落葉する。 果実の場合は、寄生された部分が着色せず、まだら模様になったりする。被害がひどいと表面がでこぼこになることもある。
その他、ネコナカイガラムシ類のように、地下部だけを加害する種類もある。被害を受けた根は衰弱し、やがて腐る。土の中にいるため発見が遅れがちだが、虫の数が増えると、地際の茎まで上がってくることがある。
なお、コナカイガラムシの仲間は、ウイルス病を媒介する種類が多いので、油断しない。

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対策

見つけ次第、ブラシやヘラなどでこすり落とす。(種類によっては、潰すと真っ赤な体液が出るが、ひるまない。)あまりにも大発生し、手の施しようのない場合は、被害部分ごと切除する。
コナカイガラムシ類の場合、白い綿状物質もきれいに取り除かないと、中に卵が残っていることがある。


【薬剤】【散布・土壌混和】アクタラ、アクテリック、アプロード、アプロードエース、アルバリン、アントム、エアータック、オルチオン、オルトラン、オルトランA、オルトランC、オルトランDX、オルトランMP、カイガラタタキ、カダンK、カルホス、コルト、サイアノックス水和剤、サンヨールAL、スミソン、スミチオン、スミナイス、ダニトロン、ダントツ、トクチオン、トモノールS、トレボン、ベニカ、ベニカD、ベニカDX、ベニカX、ベニカグリーンV、ボルン、マシン油A、マラソン、モスピラン、リーズンなど。

枝や幹にびっしり寄生している場合、マシン油系(カイガラタタキ、ボルンなど)の薬剤を直接塗りつけても良い。ただし、葉や花などに付かないよう注意する。
土中で加害する種類には、オルトラン、オルトランDX、ダイアジノン、モスピランなども有効。

【注意点】マシン油系以外の薬剤は、5月中旬~10月上旬頃にかけて断続的に発生する、孵化直後の幼虫にしか効果が無い。(幼虫の発生は5~7月に最も多い。年2回以上発生する種類は、8~10月にも多くなる。)
コナカイガラムシ類のように、厚いカイガラを持たない種類なら、孵化幼虫以外にも効くが、体表面の白いロウ状物質が薬液をはじくため、乳剤を使用したほうが無難。乳剤には有機溶媒が含まれるので、薬液が浸透しやすい。
比較的薬剤に抵抗性があるため、同一薬剤の連続散布は避けた方がよい。

予防策

通風を改善する。十分な日照を確保する。窒素肥料を控える。植物を購入する際は、すでに虫がいないかよく観察する。寄生バチを始め、多くの天敵がいるため、それらを殺すような殺虫剤の使用を控える。
薄暗い場所を好み、樹皮の隙間や、枝の又などで越冬することも多いため、粗皮を削り落としておく。ランのように新芽が薄皮で覆われている植物は、早めに薄皮をはぐ。植物誘因用のヒモやテープ類は、毎年新しく交換する。
9月下旬~10月上旬に、幹にコモ巻きをしておけば、越冬虫をその中に誘引できる。その場合、2月頃に外して処分する。
鉢植えの場合は、定期的に植え替えて根の様子を見ていれば早期発見しやすい。

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【薬剤】可能なら、冬季に、石灰硫黄合剤とマシン油乳剤を散布。

主な被害植物

非常に多い。下記は一例。

【草花・鉢花】アイリス類、アスター、アブチロン、アマリリス、エンジェルストランペット、カーネーション、カランコエ、キク、ギョリュウバイ、クジャクサボテン、クリナム、クンシラン、シャクヤク、シャコバサボテン、ジャスミン、シュンラン、スイセン、スターチス、ゼラニウム、トケイソウ、ハイビスカス、パンジー、プルメリア、ペラルゴニウム、ヘリコニア、ホウセンカ、ポインセチア、ポーチュラカ、ノボタン、マダガスカルジャスミン、ユリなど。

【観葉・多肉】アイビー、アオサンゴ、アグラオネマ、アスパラガス、アスプレニウム、アナナス類、アフェランドラ、アルピニア、アロエ、アローカリア、アンスリウム、ウツボカズラ、エピスシア、オモト、オリヅルラン、花月、ガジュマル、カラテア、カランコエ、カンノンチク、クロトン、コーヒーノキ、ゴムノキ類、コルディリネ、コルムネア、サクララン、ササ類、サボテン類、サンセベリア、シェフレラ、シダ類、シバ類、シッサス、シペラス、シュロチク、シンゴニウム、ススキ、ストレリチア、ゼブリナ、タケ類、タマシダ、ディフェンバキア、ドラセナ類、ネフロレピス類、パイナップル、ハオルチア、バナナ、ハラン、フィットニア、プレクトランサス、ベンジャミン、ポトス、モンステラ、ヤシ類など。

【樹木・果樹】アオキ、アオギリ、アカシア、アカメガシワ、アケビ、アジサイ、アセビ、アセロラ、アボカド、アンズ、イスノキ、イチイ、イチジク、イチョウ、イヌガヤ、イヌツゲ、イボタノキ、イヌマキ、ウメ、ウメモドキ、エクスバリーツツジ類、エゴノキ、エニシダ、エノキ、オウトウ、オガタマノキ、オリーブ、カイヅカイブキ、カイドウ、カエデ類、カキ、カクレミノ、カシ類、カシワ、カツラ、カナメモチ、カヤ、カラタチ、カンキツ類、キイチゴ類、キウイ、キャラボク、キョウチクトウ、キリ、キングサリ、クスノキ、クチナシ、クヌギ、グミ類、クランベリー、クリ、クワ、ゲッケイジュ、ケヤキ、コウゾ、コデマリ、コノテガシワ、コブシ、コムラサキ、サカキ、サクラ、ザクロ、サザンカ、サツキ、サルスベリ、サンゴジュ、サンザシ、サンシュユ、サンショウ、シイ類、シキミ、シャクナゲ、シャシャンボ、シャリンバイ、ジューンベリー、シュロ、シラカバ、シロダモ、ジンチョウゲ、スギ類、スグリ類、ストロベリーグァバ、スモモ、センダン、ソテツ、ソヨゴ、チェリモヤ、チャ、ツガ、ツゲ類、ツツジ類、ツバキ類、ツルマサキ、テイカカズラ、ドイツトウヒ、ドウダンツツジ、トチノキ、トネリコ、トベラ、ナギ、ナシ、ナラ類、ナンテン、ニシキギ、ニセアカシア、ニレ類、ヌルデ、ネジキ、ネズミモチ、ネムノキ、ハギ、ハクチョウゲ、ハスカップ、ハゼノキ、バナナ、ハナミズキ、バラ、ハンノキ、ヒイラギ、ヒイラギモクセイ、ヒサカキ、ヒマラヤシーダ、ヒュウガミズキ、ピラカンサ、ビワ、フェイジョア、フサアカシア、フジ、ブドウ、ブナ、フヨウ、プラタナス、ホオノキ、ボケ、ボタン、ポプラ、マサキ、マツ類、マテバシイ、マユミ、マンゴー、マンリョウ、ミズキ類、ミラクルフルーツ、ムクノキ、ムベ、ムラサキシキブ、モクセイ類、モクレン、モチノキ類、モッコク、モミ、モモ、ヤツデ、ヤナギ類、ヤマモモ、ユキヤナギ、ユスラウメ、ユズリハ、ライチ、ライラック、リンゴ、レンギョウなど。

【ハーブ・野菜】アスパラガス、キャベツ、キュウリ、金時草、ササゲ、サトウキビ、シシトウ、ジャガイモ、ダイコン、ダイズ、タバコ、トマト、ナス、ピーマン、ヨモギなど。

【ラン】エリデス、オドントグロッサム、オンシジウム、カトレア類、カランセ、シンビジウム、セロジネ、デンドロビウム、バニラ、パフィオペディラム、バンダ類、ビフレナリア、ファイウス、ファレノプシス、フラグミペディウム、ブラサボラ、マスデバリア、ミルトニア、リカステ、レリアなど。

主な種類

【カタカイガラムシ類・カタカイガラモドキ類】

【ア行】アカメガシワカタカイガラムシ、アジサイワタカイガラムシ、イイギリワタカイガラムシ、イチイカタカイガラムシ、イヌガヤワタカイガラムシ、イボタロウムシ(イボタロウカイガラムシ)、オオカタカイガラムシ、オキツワタカイガラムシ、

【カ行】カメノコウカタカイガラムシ、カメノコロウムシ(カメノコロウカイガラムシ)、クロカタカイガラムシ、クワワタカイガラムシ、

【サ行】サラサカタカイガラムシ、

【タ行】タケハダカカイガラムシ、タマカタカイガラムシ、ツノロウムシ(ツノロウカイガラムシ)、ツバキワタカイガラムシ、

【ナ行】ナガカタカイガラムシ、ナシガタカタカイガラムシ、ニシガハラワタカイガラムシ、

【ハ行】ハンエンカタカイガラムシ、ヒモワタカイガラムシ、ヒラタカタカイガラムシ、フカヤカタカイガラムシ、フロリダロウムシ、

【マ行】ミカンヒモワタカイガラムシ、ミカンワタカイガラムシ、ミズキカタカイガラムシ、ミドリカタカイガラムシ、モミジワタカイガラムシ、

【ラ行】ルビーロウムシ(ルビーロウカイガラムシ)、


【コナカイガラムシ類】

【ア行】アザレアコナカイガラムシ、イネノネコナカイガラムシ、オオワタコナカイガラムシ、

【カ行】キュウコンコナカイガラムシ、クワコナカイガラムシ、

【サ行】サカキコナカイガラムシ、サボテンネコナカイガラムシ(サボテンネカイガラムシ)、ススキコナカイガラムシ、セスジコナカイガラムシ、

【タ行】タイワンコナカイガラムシ、タケシロオカイガラムシ、タマコナカイガラムシ、チガヤシロオカイガラムシ、ツツジコナカイガラムシ、

【ナ行】ナガオコナカイガラムシ、ナスコナカイガラムシ、ネコナカイガラムシ、

【ハ行】ハイビスカスネコナカイガラムシ、フジコナカイガラムシ、フタスジコナカイガラムシ、

【マ行】マツコナカイガラムシ、マツモトコナカイガラムシ、マデイラコナカイガラムシ、ミカンコナカイガラムシ、ミカンネコナカイガラムシ、ミカンヒメコナカイガラムシ、


【フクロカイガラムシ類】

ケヤキフクロカイガラムシ、サボテンフクロカイガラムシ、サルスベリフクロカイガラムシ、ダイズフクロカイガラムシ、タケフクロカイガラムシ、トウカエデフクロカイガラムシ、


【フサカイガラムシ類】

シイフサカイガラムシ、ナラフサカイガラムシ、フジツボカイガラムシ、


【マルカイガラムシ類】

【ア行】アオキシロカイガラムシ、アカホシマルカイガラムシ、アカマルカイガラムシ、アジサイシロナガカイガラムシ、アジサイマルカイガラムシ、アナナスシロカイガラムシ、アマミシロカイガラムシ、イスシロマルカイガラムシ、イスノキシロカイガラムシ、イチジクマルカイガラムシ、イタヤシロカイガラムシ、イヌツゲマルカイガラムシ、ウイリアムスマルカイガラムシ、ウスイロマルカイガラムシ、ウスリーカキカイガラムシ、ウメシロカイガラムシ、オンシツマルカイガラムシ、

【カ行】カキノキカキカイガラムシ、カシカキカイガラムシ、カシマルカイガラムシ、カタマルカイガラムシ、カツラマルカイガラムシ、カマクラカキカイガラムシ、クサギウスマルカイガラムシ、グミシロカイガラムシ、クリシロカイガラムシ、クロカキカイガラムシ、クロトンカキカイガラムシ、クワカキカイガラムシ、クワシロカイガラムシ、コバンマルカイガラムシ、コンマカイガラムシ、

【サ行】サカキホソカイガラムシ、ササシロナガカイガラムシ、ササヒメシロカイガラムシ、サボテンシロカイガラムシ、シイマルカイガラムシ、シナクロホシカイガラムシ、シャクナゲコノハカイガラムシ、シャシャンボコノハカイガラムシ、ジャワマルカイガラムシ、シュロマルカイガラムシ、シロナガカキカイガラムシ、

【タ行】タケシロナガカイガラムシ、タブカキカイガラムシ、チャノクロホシカイガラムシ(チャクロホシカイガラムシ)、チャノナガカイガラムシ、チャノマルカイガラムシ、ツバキウスマルカイガラムシ、ツバキカキカイガラムシ、ツバキクロホシカイガラムシ、ドウダンシロカイガラムシ、トビイロマルカイガラムシ、

【ナ行】ナガクロホシカイガラムシ、ナシカキカイガラムシ、ナシシロナガカイガラムシ、ナシマルカイガラムシ(サンホーゼカイガラムシ)、ナチコノハカイガラムシ、ニッポンカキカイガラムシ、

【ハ行】ハイビスカスシロカイガラムシ、ハムグリカキカイカセラムシ、バラシロカイガラムシ、ハランノナガカイガラムシ(ハランナガカイガラムシ)、ハワードシロナガカイガラムシ、ヒメナガカキカイガラムシ、ビャクシンコノハカイガラムシ、ホリイコノハカイガラムシ、

【マ行】マキアカマルカイガラムシ、マキカキカイガラムシ、マキシロマルカイガラムシ、マサキナガカイガラムシ、マツカキカイガラムシ、マツナガカキカイガラムシ、マツノハマルカイガラムシ、ミカンマルカイガラムシ、ミズキカキカイガラムシ、モクセイカキカイガラムシ、モクタチバナカキカイガラムシ、モチカキカイガラムシ、モミカキカイガラムシ、モミジクロホシカイガラムシ、

【ヤ行】ヤシシロマルカイガラムシ、ヤノネカイガラムシ、ユズリハマルカイガラムシ、

【ラ行】ランカキカイガラムシ、ランシロカイガラムシ、リュウキュウシロカイガラムシ、リンゴカキカイガラムシ、


【ワタフキカイガラムシ類】

イセリアカイガラムシ(ワタフキカイガラムシ)、オオワラジカイガラムシ、カシノアカカイガラムシ(カシアカカイガラムシ)、キイロワタフキカイガラムシ(オカダイセリアカイガラムシ)、サクラアカカイガラムシ、ハワードワラジカイガラムシ、ハンノモグリカイガラムシ、マツノモグリカイガラムシ(マツモグリカイガラムシ)、マツワラジカイガラムシ、


【その他】

カシニセタマカイガラムシ、スワコワタカイガラモドキ、ツバキワタカイガラモドキ、ナラタマカイガラムシ、ナワタニカイガラムシ、ヤスシハカマカイガラムシなど。